深夜徘徊の少年

認知症にかかる年齢は60歳代がピークだと言われています。それよりも若い年齢で発症する認知症のことを若年性認知症と呼びます。その発症年齢は平均で51歳だと言われています。

中でも女性ではなく男性に多く見られるのが特徴になります。若年で認知症を発症した場合、その年齢の若さから自分が認知症にかかっているとは気が付かず、単なる物忘れがひどくなってしまったと片づけるケースが多く見られるため、発見までに時間がかかってしまうケースが多いのです。

また若年性認知症の場合、病院を受診してもすぐに認知症と診断されずうつ病などと誤診されることも少なくないのです。

若年性認知症を患った場合でも主に物忘れや徘徊といった一般的な認知症と同じような症状が出てきます。ある程度年齢のいった高齢者が意味もなく歩き回っている姿を見ると、それはもしかして徘徊かもしれないと周りは判断するのですが、年齢が若いとそれを徘徊とは周りは判断できずちょっとおかしな人と判断してしまうこともあります。
(参考:施設からのエスケープと徘徊のリスクを考える

若年性認知症といってもさすがにそれが20歳以下の若者に起こる病気ではありませんので、若い人が街中を歩きまわっていたらそれは非行と判断されると思います。特に未成年の場合は認知症などが原因の徘徊ではなく、単なる非行だと即判断されます。

特に深夜の時間帯は若い人が町を徘徊しているとよからぬことを起こすと判断されてしまいますので、警察に職務質問されてすぐに補導されてしまうでしょう。言い訳で自分は認知症だから徘徊しているなとと言っても誰も信じてもらえないと思います。